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ご挨拶（メンバー）
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活動メンバー
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- こんにちは！
愛媛大学森パシー（シンパシー）学部てんぷら油利活用学科カロリー森化理論研究室です。
突然ですが、皆さんは『てんぷら油』についてどう思いますか？
『油』と聞くと『カロリー』などといった単語が思い浮かぶ人もいるかもしれません。『カロリー』と聞くと一見悪い物に聞こえてしまいますが、見方を変えればそうではないかもしれません。我々は、使用済みてんぷら油のその"可能性"に注目しました。
植物由来のてんぷら油をチェーンソーオイルとして『森（自然）』に返す、この一連の流れを『カロリー森化理論』と命名しました。この理論では、現在主に使用されている石油系オイルを使用済みてんぷら油から精製されたチェーンソーオイルに変えることによって森林環境をより良くすることが出来ます。
どうでしょう、悪い印象があった『カロリー』で森林を守ることが出来ます。
チェーンソーオイルとして年間に使用されるドラム缶８万本もの石油系オイルが、使用済てんぷら油に変われば、森林、土壌、河川といった環境への負荷の低減は、はかり知れません。皆さんの台所にある使用済みてんぷら油もそんな素晴らしい可能性が秘められています。
コロナ禍において人と人との関わりが希薄なっている今だからこそ、この活動を通して、人々の思いやつながりを深めるチャンスにしたい。学部名に入っている『森パシー』は、この活動が人と人、人と森をつなぐ架け橋になることを願って付けられました。
この活動を通してあなたも、未来に、そして子供たちに美しい森林を残しませんか？ -
チェーンソーオイル飛散の仕組みと国内使用量
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- 現在、日本では石油系のチェーンソーオイルが主流です。
図のようにチェーンソーオイルは、全量が排出され、飛散します。
このチェーンソーオイルを植物油に切り替えることによって、森林環境をより良くします。 -
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本プロジェクトの仕組み
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- 本プロジェクトでは、植物油としててんぷら油を使用します。
多くの家庭では、てんぷら油は凝固剤で処理しており、購入代・処理の手間といった家庭の負担となり得ます。
その油を私どもに託していただければ、経済的・処理の負担を減らすとともに、より環境負荷の少ない森林管理に役立てることができます。
回収した使用済みてんぷら油は、エコバイオ株式会社様が開発した『バイオ・チェーンソー』の原料として、使用されています。
こちらの『バイオ・チェーンソー』は、使用済みてんぷら油から水分や動物性油脂などを最小限のエネルギーで取り出す方法が検証されました。この商品の開発には、私たちが所属する愛媛大学も携わっています。共同で検証を重ねた結果、エネルギーを最小限に抑えるとともに、使用済みてんぷら油をチェーンソーオイルにする際の添加薬剤として生分解性度が高いものが使用可能となり、環境（森・河川・土壌）に優しい生分解性チェーンソーオイルを開発することができました。
現在、『バイオ・チェーンソー』は、愛媛県内に設置された回収BOXより回収された使用済みてんぷら油が原料となっています。
使用済みてんぷら油を使用した『バイオ・チェーンソー』の使用の普及は、廃棄される使用済みてんぷら油を原料とすることによる廃棄物の削減・資源の循環といった循環型社会の実現や土壌汚染防止にもつながることから、持続可能な社会の実現に貢献できると私たちは考えています。 -
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SDGsへの貢献
- 本プロジェクトの活動を通して、SDGsの推進に貢献します。
具体的な内容について、SDGsウェディングケーキモデルを用いて紹介します。
SDGsウェディングケーキモデルは、17の目標を『生物圏』・『社会圏』・『経済圏』の３つの層に分類し総合的に捉えることができるモデルであり、『生物圏』が私たちの世界の土台にあり、その上に『社会圏』や『経済圏』が成り立っていることを示しています。 -
生物圏
- 6：安全な水とトイレを世界中に
13：気候変動に具体的な対策を
14：海の豊かさを守ろう
15：陸の豊かさも守ろう
私たちが毎日使う水の源は主に川の水です。川の水は、ほとんどが森に降り注いだ雨水が森を通って川にそそぐことで出来ています。 森林の土壌は、降水を貯留するため、河川への流量の調節機能や洪水緩和機能を有しています。また、雨水が森林土壌を通過することで水質も浄化されます。
森林は、このような水源涵養機能を持つことから、森の環境を守ることは私たちが使用する水を守ることにも繋がります。
さらに、森は二酸化炭素吸収源・貯蔵庫としても重要な役割を有しており、地球温暖化の防止に貢献しています。地球温暖化が進めば、陸生生態系や食料生産へ影響が及ぶだけでなく、海洋においては海水面や海水温度の上昇・酸性化が促進されることから、環境に大きな影響が及びます。
このようなことから、本活動による森林管理活動は、地球温暖化を抑え、陸や海の豊かさを守ることにつながります。 -
社会圏
- 4：質の高い教育をみんなに
活動の輪を広げるために、クラウドファンディングの他に学生や地域の人々への講演や課外活動を行い、支援をいただいた方・学生・地域の人々とともに、この活動を通して私たちができることや持続可能社会の実現のために必要なことについて考えるきっかけを作ります。 -
経済圏
- ９：産業と技術革新の基盤をつくろう
12：つくる責任・つかう責任
地域の家庭やお店で使用されたてんぷら油をチェーンソーオイルとして精製し、地域の森林管理のために使用することで、廃棄物として捨てられていた資源を地域で活用・循環させることができることから、持続可能な社会の実現につながります。また、てんぷら油は、石油系の油脂とは異なり、生分解性が高く、カーボンニュートラルな資源でることから、今後も使用済みのてんぷら油を原料として、様々な潤滑油や石油代替燃料等を開発することで、地域に新たな産業や技術革新が生まれると期待されます。 -
パートナーシップ
- 17： パートナーシップで目標を達成しよう
私たちは活動を進めるにあたり、愛媛トヨタ自動車株式会社様をはじめとする様々な方のお力をお借りしました。また、先に述べたように今回の生分解性チェ―ンソーオイルも地域の企業と大学が協力して開発されたものです。
そしてこれからは、今この文章を見ていただいている皆さんや学生・地域の方々とも是非一緒に活動を広げていきたいと考えています。
この活動は、始まったばかりで今はまだ小さなものですが、共感や興味を持った人々と活動の輪を広げていくことができれば、目標を達成し私たちが実現したい社会に近づいていけると考えています。 -
リターン返礼品について
- 実際にてんぷら油を用いたチェーンソーで間伐した木材で作った商品をはじめとした返礼品を用意しました。支援を頂きました出資者様と返礼品を通じてつながりたいというメンバーの思いを込めて作成しました。
※以下はサンプル写真です。実際の返礼品とは異なる場合がございます。
また、一部の返礼品については手作りのため色や形に誤差が生じる場合がございます。ご了承ください。 -
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資金の用途
- リターンに必要な費用以外は活動費用に充てさせて頂きます。
一例：回収拠点募集費用・広報費用・その他活動費 -
使用済みてんぷら油の寄付
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- 本プロジェクトに共感し、ご家庭で使用したてんぷら油をご送付いただける方は、下記住所までお送りください。
その際にかかる費用は、送付者様ご自身でご負担いただきますようお願いいたします。
送付時の注意事項は、以下の通りです。
１． てんぷら油（賞味期限切れも可）のみお送りください。
対象外：ラード・オリーブ油・パーム油の一部などは資源化が困難ため、お受けできません（送られてきた場合は廃棄となります）
２． 密閉可能な容器（ペットボトルなど）に入れ、段ボールなどの箱に詰めてお送りください。また、その際にしっかりと蓋が閉まっていることをご確認ください。
３． 水や天かすなど不純物はなるべく入らないようお願いいたします。 -
送付先
- 〒790-0066
愛媛県松山市宮田町109-1
愛媛トヨタ自動車株式会社本店
応援のほど、よろしくお願いいたします。 -
ご挨拶（愛媛トヨタ自動車より）
- みなさん、こんにちは。
愛媛トヨタ自動車（株）まちいち活動支援室です！
私たち愛媛トヨタでは、【環境保全】と【教育支援】を持続可能な社会づくり参画の柱と位置づけ、地域との接点を生かした様々な社会活動を続けてまいりました。
その一つとして、使用済みてんぷら油を回収・再資源化し、森林保護に繋げる活動を行っています。この度、トヨタファイナンス（株）のサポートを得て、クラウドファンディングをコミュニケーションツールとして、より多くの皆さまと繋がり、ご協力をいただきながら、持続可能な社会づくりの加速に貢献していきたいと考えます。
本プロジェクトは、ご縁あり、愛媛大学の学生たちが中心になって、立ち上げに至りました。
若者たちの挑戦を共に応援いただけると幸いです。
詳しくは上段をご覧下さい。よろしくお願い致します。 -
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お問合せ先情報
- 本件に関するお問い合わせは以下までお願い致します。
メールアドレス：saiyou@ehime-toyota.co.jp
